2023年1月9日月曜日

同窓会を開いてくれ

 2023年もぶじ明けました。

皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 さて、本ブログもずいぶんサボってしまいました。最近はフェイスブックにばかり書いていますので、ついこっちが疎かになってしまいました。

 今日、1月9日は成人の日。ボクはおよそ半世紀前に成人式を済ませました。なんだか遠い昔のようです。その日、川越市民会館での式典が終わったら、そのまま近くの料理屋に流れ、簡素な同窓会を催しました。あんまり覚えてはいませんが、同窓会と名のつく集まりには、それ以来、一度も参加していません。

 でも最近、やけに昔が懐かしくなり、同級生たちの顔が見たいな、なんて思うようになりました。これも歳のせいなのか、それとも焼きが回ったのか、小中学生の頃の友がやけに懐かしいのです。

 会っても互いの白髪頭を確認するだけで、別段どうということもないのでしょうが、なかには鬼籍に入ってしまったものもいるでしょうし、認知症を患っている同級生もいるかもしれません。古稀を過ぎれば、そんなことはごく当たり前のことです。

 歳を取ると、身体の至る所の油が切れ、機能不全に陥ります。髪は白くなり、どんどん抜けて、今や亡びゆく草原状態。顔はシミだらけでシワだって数えきれないくらいある。身長も177㎝あったのに、今は哀れ174cm。脚もがに股になり、いかにもお爺さんの歩き方、という感じです。

 じゃあいいことは一つもないのかというと、そういうわけでもない。若い頃は精神が不安定で、神経質なところが多々あったが、今はほとんどなし。歳のせいで図々しくなったのか、人前であがったり緊張することがほとんどなくなった。等身大の在りのままの姿でいいんだ、と悟ったら、ずいぶん気分が楽になったのだ。

 そのせいか、周囲からは社交家と見られている。実際、知らない人にも平気で声をかけるし、それが外国人だろうとお構いなし。だから外国人の友達も多い。言葉が通じようが通じまいが、まったく気にしないのだ。

 こうした心の変化が、若い頃と比べると大違い。昔はいつだって不機嫌そうに仏頂面をしていたが、今はニコニコと愛想がいい。よく笑うし、人を笑わせるのもうまい。何だろうね、この変身ぶりは。

 そんなわけで、残り少ない日々を考えると、昔の同級生と会える同窓会に出てみたいのである。会って久闊を叙したいのである。お酒を酌み交わせば、あんなこと、こんなこと、と話題は尽きないと思う。えーと、今の同窓会の幹事は誰なんだろう。コロナ禍も相変わらずだが、もういいんじゃないかしら。多少、大人数で集まっても。ダメ? やっぱダメでしょうかねえ……。