2021年8月23日月曜日

ボクが蛇蝎のごとく嫌う人たち

 ようやくスマホを使えるようになったが、おそらく全機能の10%も使いこなしていないんじゃないかしら。ボクは超のつく機械オンチで、商売道具のパソコンだって、ほとんどワープロとネット検索くらいしか使えない。表計算ソフトとか、他にいろんな機能が付いているらしいのだが、まったくのお手上げで、ついでに言えば、覚えようという気がそもそもない。

 街に出ると、歩きながらスマホをいじっている人、自転車に乗りながらスマホ画面を眺めている人、会話そっちのけで互いにスマホに夢中な恋人同士など、いわゆる〝スマホ中毒患者〟がいっぱいいる。二宮金次郎みたいに、夢中になっているものがスマホではなく書物なら、共感するところが大いにあるのだが、赤ん坊のおしゃぶりみたいに、のべつまくなしスマホ漬けでは、共感どころか軽蔑の念が湧き起こってくる。

「他にやることないのかよ?」

 つい嫌味のひとつも言ってやりたくなる。ボクは「人にやさしく」がモットーの男で、基本的にやさしい人間なのだが、もちろん誰にでもやさしいというわけではない。

 これでけっこう好き嫌いがあって、嫌いとなるととことん嫌いになってしまう。ボクの若者嫌いは筋金入りで、小学生くらいまでの子供は好きなのだが、いわゆる少年から青年になりたての頃の若者は苦手だ。どいつもこいつも、みなバカに見えてしまうのだ。

 で、嫌いなものを幾つか列記してみる。

群れをなして騒ぐ若者たち……実はボクもそうだったのだが、群れをなすとついバカ騒ぎしてしまう。周りの迷惑など考えずに、「これが青春だ―ッ!」みたいに騒いでしまうのだ。

スマホ中毒を患っている若者たち……ボクは若い頃、ブックワームと呼ばれるほどの本の虫で、書物を読んで人生を学んだと自負している。スマホから人生が学べるだろうか。

バラエティと称する番組を制作する人たちと、出演してバカ笑いしている人たち

●わけ知り顔で正論をぶつ〝コメンテーター〟と称するいかがわしい連中

●〝ガースー〟然り、原稿をただ棒読みするだけの無能な政治屋ども

●どこか上から目線で人と対する〝昔偉かったおじさん〟

●朝日、毎日、東京といった左翼反日新聞を愛読する人たち……ボクの目には〝おバカさん〟としか映らない。実際、日教組教育に毒されたおバカさんばかりだから悲しい。

夫自慢に息子自慢、ついには孫自慢に及ぶ〝自慢話大好きおばさん〟……いるよね、こういうの(笑)。決して悪い人間じゃないのだけれど、うっとうしい。

「教育」はあるのだろうけど「教養」のない人……教育のあるなしなんて糞の突っかい棒にもならない。教養とは人間の奥行きと幅。教養のない人は付き合っても面白くない。

 キリがないからこの辺でやめる。上掲の人たちはボクの知り合いには掃いて捨てるほどいるが、友達ではない。要はリベラリストを気取る上から目線の自慢しい、つまらぬ情報で頭を一杯にしている無教養な若者たち、といった種族がきらいなのだ。実るほど頭を垂れる稲穂かな。人間、かくありたいですな。