2017年5月14日日曜日

せっかくでない顔も台無し

《他を非難ばかりしていると、婦人の人相は変わる。あれは人の顔ではない》
ボクの師匠の山本夏彦は、よく女性の顔のことを言った。師曰く、戦前の女性たち
の顔と比べると、戦後の女性の人相はすこぶる悪くなったというのである。

特に主婦連や地婦連の歴代会長の顔は、
あれは人の顔ではない。夜叉の顔である
とまで言い切っている。
ボクもまったく同感で、その指摘をそのまま女性政治家の顔に当てはめて
みるのだが、少しも不都合を感じない、というところが悲しい。

〝おたかさん〟などと呼ばれた旧社会党女性党首の顔もそれだった。
《彼女たちの口はとがって、鼻を摩(ま)すばかりである。その口を開けば、
出るのは冷嘲熱罵のみである。悪いのは全部他人で、自分はちっとも悪くない
という言葉ばかりである》

おたかさんの弟子筋に当たる蓮舫や辻元清美、山尾志桜里といったセンセー方も、
安倍総理をやり込めている顔が、まるで夜叉の顔なのだから、師匠は実にうまい
ことを言ったものだ。

天才的数学者の岡潔も、その著作『春宵十話』の中で、
戦後の女性の顔つきが、《進化を逆行し、人から動物に変わりつつある感じ
と嘆息している。未曽有の国難のおかげで、日本人の情緒の中心が汚されて
しまった結果だろう、と分析している。

小泉八雲やエドワード・モースもこんなふうに言っている。
「日本婦人は以前は柔和で礼儀正しかった。その目はあんなに鋭くはなかった。
その口は思うことの半ばしか言わないでかえって全部を伝えた」

民進党の蓮舫や山尾は美人である。
しかし口を尖らし、口角泡を飛ばしながら正義を振りかざしている顔は、
まさしく夜叉の顔で、せっかくの器量も台無しである。
せっかくでない辻元の顔などは、さらに台無しである。

美人というのは容姿のそれだけでなく、
内面の美しさも兼ね備えた人をいいます。
今の日本に、いますかね、そんな人。

←秋田おばこの代表とされる柴田洋子さん。
この凛とした気品を民進党の女性議員たち
に期待してもねえ……
モデルとなった柴田さんは当時19歳。
米国ロサンゼルスに住んでいましたが、
2007年、76歳で亡くなられました。
合掌。


photo by 木村伊兵衛

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