2020年4月17日金曜日

平凡な暮らしが一番幸せ

朝5時半ごろ起きて、歯を磨き顔を洗う。
いつもの着古したユニクロの上下に着替え、台所へ。
カミさんはまだ寝ている。だから、抜き足差し足忍び足。
ドアの開け閉めはソーッと音無しの構えだ。

台所ではいつものようにお湯を沸かし、
同時に冷凍庫からサンドイッチ用のパンを出す。
パンはサランラップで軽く包み、レンジでチン。
沸いた湯でカフェラッテを作り小型魔法瓶へ。
サンドイッチの中身は2種類のハムにマスタードとマヨネーズだ。
次いで野菜庫からバナナを1本取り出し、ビニール袋へ。
それらをショルダーバッグに入れれば朝食の準備完了だ。

北側の部屋に置いてある折り畳み自転車を玄関に移動。
コートを羽織ってバッグを背負い、いざ〝不要不急〟の朝の散歩へと出動だァ!
時間は朝の6時。6時半から公園でラジオ体操をするので、
今朝は余裕のヨッチャンって感じ。



←いつも元気な宮崎生まれのMさん。
Mさんは朝の体操仲間。
この小柄な体で、毎朝10㌔走るというからすごい。













県営和光樹林公園が朝の活動場所。家から自転車で5分のところにある。
いつもの場所に着くと、すでに仲間たちがおしゃべりしたり、運動したりしている。
年齢層は60代~80代。ボクなんかまだ若手の部類である。

ラジオ体操の第一と第二をしっかりこなすと、身体が徐々にホテってくる。
その後は知り合いのおばちゃんとジョギングコースをゆっくり歩いてエクササイズの
第1ラウンドはおしまい。次いで自転車にまたがり、紙飛行機おじさんや
ワン公たちがいる芝生広場へ移動。いつものベンチに腰かけ朝食を広げる。


←いつものベンチに座って朝食の
サンドイッチとバナナを食べる。














←これは〝ユキちゃん〟ではなく
〝モモちゃん〟。モモちゃんも芝生広場の
人気者だ。












サンドイッチをほお張っていると、いつものワン公たちが集まってくる。
ボクの姿を見ると一目散のワン公もいる。ワン公仲間の間では〝煮干しおじさん〟
として有名なのだ。煮干しではなく、サンドイッチの食べかけをパクリとやった
ワン公もいる。腕白娘の〝ユキちゃん〟だ。飼い主のおばちゃんは恐縮すること
しきりで、後日、ほんのお詫びにと500円のクオカードを手渡された。
わーい、かえって儲かったぞ。ユキちゃん、もっと食べていいよ(笑)。

朝食を終えると、芝生の上で軽くスクワット。
以前、いきなり100回やったら、数日間、身体のあちこちが痛くて往生した。
今回はスタイルを変え、深く息を吸い込みながらゆっくりと腰を落とし10秒間静止、
ゆっくり立ち上がる。体操仲間のKさんが教えてくれたものだ。
このゆったりスクワットを10回繰り返す。いつもの腹筋背筋も50回ずつ、
また広場の端にある小橋の欄干に足をかけ軽いストレッチも欠かさない。
ああ、それでも我がお腹は慢性的な〝臨月状態〟。
新型コロナによるプールの閉館はほんとうに痛い。

朝の運動はこんなもの。膝痛なのでウォーキングやジョギングはほとんどしない。
その代わり筋トレに励んでいるのだが、やはり全身運動となると水泳に勝る
ものはない。中国発の新型コロナが生活のリズムを根底から崩してしまった。
「おい、コウモリっ食いの中国人、どう落し前つけてくれるんだよ、エエーッ?」
腕まくりして凄んでみたくなる。いったいどこへこの怒りをぶつけてよいのやら。

もしも感染して陽性になったら、ボクたち年寄りはイチコロである。
死に際には家族にも会えないという。
終息したあかつきには、世界中で中国を相手取った訴訟騒ぎが起こるような
気がする。現にアメリカではその動きがすでに出ていると聞く。

欧米では握手やハグ、キスといった〝濃密接触〟が挨拶の文化として
定着しているが、このコロナ騒動を機にちょっぴり見直されるのではないか。
日本式のおじぎが再評価され、どの国の人も会うたびにペコリとおじぎを
したりして……それもなんだか味気ないですな。ハグ大好き人間のボクなんか、
欧米の若い女の子と抱き合うチャンスがなくなったりしたら大打撃だ。
ますますコウモリっ食いの中国人を恨みますよ。

というわけで、相変わらずバカなおじさんに変わりはないけれど、
ごくふつうの、何の変哲もない平凡な暮らしと、日々健康でいられることが、
結局のところ一番幸せなのではないか、としみじみ思う今日この頃であります。
どうか皆さんも、ウィルスなんかに負けないで、健やかにお過ごしください。

















2 件のコメント:

  1. 嶋中労さま

    おはようございます。
    確かに『平凡な暮らしが一番幸せ』なのですね。

    明治維新が江戸時代に戻れないように、大東亜戦争の終戦が日本人の心を
    GHQによって変えさせられたように、今回の新型コロナウイルスが終息したのちには
    どんな世界がどんな日本が待ち受けているのでしょうか。

    歴史は繰り返すといいますが、新型コロナウイルスを知らない世代が同じような
    国難世界難に出会う時を迎えたならばやはり、『平凡な暮らしが一番幸せ』と
    感じるのではないでしょうか。

    ありがとうございました。

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  2. 田舎者様
    コロナ後の世界は一変してると思う。

    グローバリズムが破綻して、みな国境を閉ざしたりして……
    EUも崩壊するかもしれないね。

    中国が世界中から袋叩きにされ、「一帯一路」も破綻する。
    経済の疲弊した国はどこもみな中国マネーがほしい。

    でも中国と密な関係になりすぎたイタリアを見て、
    やはり〝適正距離感〟といったものが大事、と改めて思い知るのでは。

    中国と朝鮮半島に深くかかわるとロクなことになりません。
    そのことは日本が身にしみてわかっていることです。

    またしばらくは海外旅行というのも下火になるのでは。
    インバウンドの需要も相当落ち込むと思います。

    あと数年は息の詰まるような日々を過ごす必要がありそうです。
    「じいさん、じいさん」とちっちゃな子に手を振られる幸せを、
    しみじみ噛みしめるのではないかしら。

    田舎者さんも、どうかご無事で。

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