2017年10月31日火曜日

19番ホールはどこかしら

郵便局でゴルフ好きの女友だちに会った。彼女が、
「嶋中さんはスポーツは何でもやりそうだけど、ゴルフは?」
と訊くものだから、
「どうせタマを穴っこに入れるんなら、他の穴のほうがいい」
とやったら大笑いしていた。つまりは〝19番ホール〟ってことかしら。
お主もスケベよのォ。もっとも、
       
      爺さんと婆さん寝たら寝たっきり

てな調子で、人畜無害もいいとこだから、実際は色気もヘチマもない。

俗に、二十歳凛然(りんぜん)、三十勃然(ぼつぜん)、四十悄然(しょうぜん)
五十茫然(ぼうぜん)、そして六十全然(ぜんぜん)などという(言わねェか?)
しきりに愚息を励ましている図が目に浮かぶようだが、なに自分のことである。
ところで猫の交尾期は年に4回あると聞く。猫が羨ましい。

      朝顔や思いをとげしごとしぼむ

この潔さがいいですな。朝顔にも嫉妬してしまいそうだ。

さて久米の仙人が洗濯女の白い脛(はぎ)を見て、通力を失い天から墜ちた、
という話は有名だが、『今昔物語』の昔も今も、脛の魅力に変わりはない。
老生など、阿波踊りの踊り子たちのじゅばんがチラとめくれただけで
ドキドキしてしまう。リオのカーニバルの踊り子たちは淫らな露出症を
患っているだけだが、阿波の女踊りには気品と色気が満ち満ちている。
この小さな島国に暮らす住人のほうが「性」の何たるかをわきまえていて、
人間としてはずっと上等な部類に入るのである。

『徒然草』の第八段にもこうある。
世の人の心まどはすこと、色欲にはしかず。人の心はおろかなるものかな》

兼好法師に言われるまでもなく、われら人間は愚かなる生き物だ。
だからこんな川柳が生れ出る。

      おごるへのこ久しからず腎虚(じんきょ)なり

話変わって、日本は男尊女卑の国だ、などと欧米人は小バカにするが、
「お染久松」「お夏清十郎」というように、恋仲の男女を呼ぶときには、
昔から女性のほうを先にした。いつだって女性上位だったのである。
ただ、問題はその組み合わせだ。「おまん」という女性と「鯉二郎」
という男性が恋仲になってしまうと、ウーン……ちと困る。
鯉二郎が房事にかまけ〝腎虚〟にならなければいいのだが。

By the way ,秋が深まってくると、気の置けぬ友と盃を交わしたくなる。
今夜は〝誰〟と一杯やろうか、と思う時、必ず友の頭に浮かんでくるような
人間になりたいものだが、その「適不適」の必要条件の中に、
優れているけど完璧でない人
というのを挙げたい。

自分の生き方、人生観をしっかり持っていて、どこか人間的な深みを
感じさせてくれる人。一見、完璧そうに見えるが、どっこい抜けている(笑)
そこがご愛敬で、人間的魅力のひとつになっている。ボクはそんな人と飲みたい。
人生の機微にふれるような話をするでもなく、ただ漫然と酒を食らうだけの
人間が一番面白くない。適度に聴いて、適度にしゃべり、時に上品な下ネタで
場を和ます。こんな仲間がいたら、千金の一刻を共に過ごしたくなるだろう。
これは自分自身への戒めでもある。

ボクは高齢ではあるが老齢ではない。
その気になれば、〝週4密会〟の山尾志桜里議員のお相手だってできるだろう。
とは言いながら、こんな都々逸が身に滲みる。

    ♪へたな夜這いと剣術使いはいつもシナイで叩かれる


←♪ヤットサーヤットサー

2 件のコメント:

  1. 嶋中労さま

    おはようございます。ゴルフを年に二、三回いたします田舎者です。
    いまだに、19番ホールの地に足を踏み入れたことがありませんが
    思いついたことを書かさせていただきます。

    それは、頭山満の息子の立助の奥さん、つる子さんのことです。

    そのつる子さんは、嫁に来る時、一生看病させて頂きますといって
    来られたそうであるが、結婚式に列席された大森曹玄老師が、
    「あの人はいつお目にかかっても、お嫁に来た時と同じように
    初々しいひとだ」とかんしんしておられたそうである。
    そして、立助さんは息を引き取る前に、「つる子は私の神様だ」と
    記してしんだ。(法華経の風光 紀野一義 引用)そうである。

    先月の選挙の数日前にゴルフをしたのですが、その帰りの車の中で
    安倍一強の批判が始まりました。黙って聞いていると気持ちが悪く
    なってきたのです。そしてリベラル派の政治家がテレビの画面に
    出てくるだけで気持ちが悪くなってしまいます。

    この人たちは日本国を日本人を守るという、初々しさが欠けている
    からなのかもしれないと考えた次第です。

    初々しい そんな貴女に 逢いたくて

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  2. 田舎者様
    神ではなく亀ならいるのですが、これが役立たずで(笑)。

    エート。何の話でしたっけ?
    あっ、リベラル派を気どる人たちは気持ちが悪い、という話ですね。

    たしかにおっしゃるとおり。彼らはキモイです。
    ボクは草野球ではピッチャーをやってましたが、ほんとうはキャッチャーが向いてます。
    〝ほしゅ〟ですから。

    日本のリベラル派は口先ばかりで、いざとなるとセクハラでも何でもします(立憲民主党を見よ!)。
    女性や弱者の味方などと言ってますが、ひと皮むけばケダモノになんです。
    その点は〝ほしゅ派〟と変わりません。人間はみなスケベーなのです。

    憲法9条を守れとお題目のように唱えていますが、他国の侵略から日本を守る
    方策は示していません。日本の平和は自衛隊と日米安保条約によって護られて
    きた、ということはバカでもわかる理屈なのですが、彼らはそのことを認めようと
    しません。つまり現実感覚のまるでない夢見るシャンソン人形なのです。

    始末の悪いことに、リベラル派は保守派より頭がよく高級なんだと思っています。
    ボクから見ると、発達障害の低能人間ばかりで(PC的表現は使わず、常に直截的というのがボクの
    モットーです)、そもそも評価するに値しません。もっと勉強してね、という外ないです。

    ああ、初々しい女性にボクも会いたい。
    ただしハロウィーンの仮装にうつつを抜かすようなバカ女は御免こうむりたいですがね。
    日本人は日に日にバカになっていきます。日米安保がアンポンタンを生むのでしょうか。


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