今朝の読売新聞に《ビールの苦み成分が認知症を予防する》とあった。
認知症は加齢に伴い、脳内にタンパク質の「アミロイドβ」が蓄積することが
原因とされているが、ホップ由来の苦み成分である「イソα酸」がアミロイドβ
を除去する作用が見られたという。ボクは昔からこういう記事には目がない。
一昨日も新聞で『腎臓をもみなさい』(アスコム)という本の広告に目がゆき、
さっそくアマゾンに注文、ものの30分で読んでしまった。高血圧のおかげで
ボクの腎臓は電通の社員並みに過重労働を課せられている。でも、簡単な
マッサージを施せば、弱った腎臓がみるみる回復するという。ボクはこういう
広告文句にもすこぶる弱い。マッサージはたったの1分。〝腎臓をもみなさい〟
でググれば、ユ-チューブにも動画が載っている。
そのマッサージを昨夜寝る前にやってみた。
そして蒲団の中に入ったら、なぜか体中がポッカポカ。
いつのまにか深い眠りに入っていた。
べつに〝健康オタク〟というわけではないが、
身体じゅう、どこもかしこも悪いところばっかりなので(顔と頭以外だけど)、
少しでも健康寿命を延ばそうと、ボクなりに努力しているのだ。
赤ワインのポリフェノールは血液をサラサラにする、なんて記事もかつてあった。
血液ドロドロ人間のボクにとっては福音みたいな記事である。
で、さっそく赤ワインをガブ飲みし、血液をサラサラにしているのだが、
なんだかますますドロドロになっていくような気がしてならない。←バカ
世の酒飲みたちは、ビールを飲めば認知症にならないとする今朝の記事を
天啓のように受け取り、さっそく酒屋に走るだろうが、記事には《飲み過ぎには注意!》
とも書いてある。でも意地汚い酒飲みには説教くさい記事は目にとまらない。
いつだって自分に都合のいいところだけをつまみ食いしているからだ。
苦みの利いたビールを飲めば認知症になりにくい、という。
が、昨日の晩飯に何を食ったか、もう忘れてしまっている。
たしか缶ビールを2本飲み、白ワインも数杯飲んだはずなのだけど……
苦み走ったいい男、と日頃からいわれているボクは、
御多分に漏れず苦いものが好きだ。ビールにコーヒー、ビターチョコ、ふきのとう。
臼井隆一郎は《大人が生きていく上で必要な認識は、苦みからしか生まれてこない》
と名言を吐いた。まったく同感。藤圭子は♬ わたしの人生暗かった……と歌った。
実はボクの人生も真っ暗闇の連続だった。おかげで苦み走ったシワが刻まれたわけ
だが、苦いものばかり食べても認知症にサヨナラできるわけではないらしい。
イソα酸はビールの苦みの元であるホップの花に含まれているもので、
コーヒーやチョコレートには含まれていないらしい。だから、ボケ老人になりたく
なかったら、ひたすらビールを飲みまくるしかないのだ。
よーし、今夜からガンガン飲むぞォ。
酒の飲めない下戸どもは、ボクら酒飲みの代わりに揃ってボケてくださいまし。
←六義園の紅葉。先日、女房と長女が
見に行った。
嶋中労さま
返信削除こんばんは!健康オタクかもしれませんが、
腎臓をもみなさいを早速におこなってみると
周りが痛いのです。身体がアルコールにより傷んでいるのかもしれません。
なので、労さまおすすめのビールと赤ワイン
ですが、しばらくお休みさせていただきます。
ありがとうございます。
田舎者様
返信削除へその周りやわき腹あたりが痛いというのは尋常じゃないね。
あなたは見かけによらずデリケートだから、早めに医者にかかったほうがいいかも。
酒もエミちゃんも、しばらく断ちなさい(笑)。